第34講 第二十四課 鶴の恩返し(下) 若者は嬉しくてたまりません。#日语 #日语教学 #学日语 #日语口语 #日语学习 家に帰ると、娘に、もう一回織ってくれ、と頼みました。娘はうなずいて、また部屋に入って機を織り始めました。  青年高兴极了。回到家,他求姑娘再织一次。姑娘点点头,又走进房间织起布来。  ふと、若者は不思議に思いました。  突然,青年觉得有点奇怪。  「どうしてあんなにきれいで立派な織物ができるのだろう。ちょっと見てみたいものだ。」  "她怎么会织出那么精美的布呢?真想看一眼呀。"  若者は、もし見たらあなたの所にはいられなくなる、と言った娘の言葉を思い出して、じっと我慢しました。けれども、とうとう我慢ができなくなって、小さなふし穴から部屋の中を覗きました。  青年想起姑娘说过,如果看了就不能再住下去的话,所以一直忍耐着。可是,终于忍耐不住,就从小缝隙向里边窥视。  「ありゃりゃ……!」   "哎呀呀!"  若者は、のぞいて吃驚しました。部屋の中にいるのは、あの奇麗で優しい娘ではなく、一羽の鶴でした。鶴が、自分の羽を抜いては織り、抜いては織りしているのです。  看后他吃了一惊。原来在房间里的不是那个又美丽又温柔的姑娘,而是一只仙鹤。仙鹤正在把自己的羽毛拔下来织上去,又拔下来又织上去。  若者に見られてしまった鶴は、悲しそうに言いました。「見ないで下さいと言ったのに、あなたは見てしまいました。わたしは、以前あなたに助けていただいた鶴です。恩返しのためにあなたの所に来ましたが、見られてしまった以上、もうここにいるわけにはいきません。」  被青年看到了的仙鹤悲伤地说,"让你不要看,你到底还是看了。我就是以前你救过的仙鹤,为了报恩到你这儿来的。即然已被识破,就不能再住下去了。"  そう言うと、鶴は、織物を半分織りかけたまま、遠い空へ飛んで行ってしまいました。  说着,仙鹤留下织了一半的布,向遥远的天空飞去。  悲しそうな鶴の鳴き声だけが、夕焼けの空にいつまでも響いていました。  只有仙鹤那凄凉的悲鸣,经久不息地回响在晚霞中。
00:00 / 28:44
连播
清屏
智能
倍速
点赞12